建て方の前にまず足場を組み立てます。作業を安全に進めるための「先行足場方式」はもう常識です。昔の写真を見ると足場無しで建て方をやっていますが、今では考えられません。
そして建て方当日になると「ラフタークレーン」の登場です。重い梁を決まった位置に上手に吊り上げてくれます。もちろん合板類をまとめて荷揚げしたり、建て方には欠かせませんが、昔はこれも人力でやっていました。建主さんの親戚や近所の方が手伝ってくれたのですが、今は安全作業の観点から見ると完全にアウトですね。
建て方から一週間ほどで外壁の下地材を貼り終わり、サッシが取り付けられました。屋根の方も防水が完了して、この状態でお盆休みを迎え、現場の作業は一時お休みです。